thanks

御礼

先日(2009年7月14日〜19日)、シモキタアートスペースギャラリーにて開催されました
『第四回合同展』が無事終了いたしました。
じっとりと暑い中、ご多忙にもかかわらず足をお運びいただき本当にありがとうございました。
また、たくさん頂いたコメントは、新たな発見であり、今後の活動の励みです。
本当に本当にありがとうございました!


チン


展示を終えて…
僕自身今回の展示で感じ、考えさせられたことをあえて少し記します。
今回僕は「hip」というタイトルそのものを集中的に展示しました。
あればよかったのかも知れませんが、
ソコにジャーナリスティックな意識、アーティスティックな思想はありませんし、
また、誤解の多かったいわゆる犯罪性を帯びた卑猥で一方通行な悪意なんて殊更在るはずもありません。
歩いたまま、感じたまま、目に映るもの全てをスナップし続けるという行為の一面があの形なのです。

(写真の持つ普遍的な性質から、取り上げ方によっては誤解を生み大きな事件にもなりうることを僕自身知っているつもりです。)

展示という行為は勿論言うまでもなく、自己主張であり自己演出、
そしてモノクロームの世界は見る人に少なからず強制的に想像をさせます。
僕はソコがモノクロームの魅力だと考えます。
情報が少ないということは、それだけ自由なイメージが膨らむということではないでしょうか?
ソコから決して一面性ではない「なにか」を感じとってもらえたらと思いますし、
きっと具体性を帯びないその「なにか」を僕はひたすら撮っているのかも知れません。
そのためには僕自身が撮り続けること以外説得力なんて、もたないのだと思います。